
11月15日(土)に歌舞伎町で開催予定の夜職サミット2025秋、セッション1のテーマは「生活保護と性風俗」です。
2010年代半ば以降、女性の貧困と性風俗の関係がメディア等で問題化されるようになりました。
本サミットでも、2015年に『女性の貧困と性風俗』、2016年に『シングルマザーの貧困と性風俗』といったテーマを取り上げてきました。
あれから約10年が経ち、2020年代初頭のコロナ禍、2024年の女性支援新法の施行を経て、女性の貧困と性風俗をめぐる環境は大きく変化しています。
セッション1では、「生活保護と性風俗」にスポットライトを当てます。
・生活保護を受ける女性たちの暮らす施設の相談員として、生活保護を受けている夜職従事者を支援している藤井夏子さん
・長年女性支援の現場に関わり、アルコール・薬物・風俗などの依存の問題に詳しい橋本久美子さん
二人のソーシャルワーカーをゲストにお迎えし、「昼の世界のセーフティネット」である生活保護、「夜の世界のセーフティネット」として語られることもある性風俗、両者の最新の現状と課題を整理しながら、
☑️性風俗で働く女性たちの「生活保護へのつながりにくさ」の背景には、何があるのか?
☑️生活保護に「つながった後」に起こりやすいトラブルや摩擦とは?
☑️彼女たちの自立をサポートするための「支援のゴール」はどこにあるべきか?
といった問いを、お二人の対談、そして参加者間でのグループディスカッションを通して、夜職で働く女性の社会的自立をサポートしていくための方法を考えます。