「一寸先は闇」である夜の世界の中で、おそれず・ひるまず・たゆまずにビジョンを追求し、確実にミッションを達成していくために、私たちは、以下のクレド(価値観と行動指針)を基準にして行動します。

1.責任を果たす
2.思考と行動の積み重ねで、不安を打ち消す
3.徹底的に正直であれ
4.プロセスにしがみつけ

5.人を責めるな。仕組みを責めろ
6.目の前の敵を撃つな
7.「差別・偏見の解消」ではなく、「無知・無関心の打破」を目指す
8.事実以外は信じるな
9.一人で動くな。みんなで動け

1.責任を果たす

組織がダメになるときは、キャッシュが切れたときでも、お客様がいなくなったときでもありません。
責任を取る人がいなくなった時です。私たちは、ビジョン・ミッションを実現するという責任を自覚し、自らの役割を果たすことを重視します。

2.思考と行動の積み重ねで、不安を打ち消す

夜の世界で活動や事業を行うためには、「不安に負けない」ことが必須になります。

夜の世界で生きる人たちは、常に不安に追われています。夜の世界は、人を不安にさせる出来事には事欠きません。
私たち自身が不安に追われながら仕事をしていたのでは、彼ら・彼女らの不安に対処することができません。
うろたえても、愚痴っても、疑っても、不安は消えません。

不安を消す唯一の方法は、思考と行動の積み重ねです。目の前の課題に対して、倦まず弛まず、継続的改善を積み重ねること。
私たちは、誰よりも多く失敗し、誰よりも多く改善した人が評価される組織を目指します。

3.徹底的に正直であれ

夜の世界には、他者への不信、そして自己への不信に囚われた人たちで溢れています。不信はコミュニケーション・コストを生み出し、メンタルと組織を壊します。夜の世界でサバイブするためには、不信の蔓延を予防するために、「徹底的に正直であること」が、最大にして最高の防御力になります。

組織内のトラブルでも、相手に対して、正直に・適切なタイミングで・面と向かって気になる点を伝えることに勝る問題解決方法はありません。徹底的に正直な姿勢は、緊張を和らげ、陰口に歯止めをかけ、理解と尊敬を深めます。私たちは、事業に対しても、一緒に働く同僚に対しても、そして社会に対しても、「徹底的に正直であること」を目指します。

4.プロセスにしがみつけ

夜の世界の課題解決は、一朝一夕では実現しません。10の行動から9の失敗と1の成功が生まれ、9の失敗から学んだ教訓と1の成功の積み重ねで前に進んでいく・・・というのが事業です。プロセスが正しければ、時間はかかっても、必ずゴールに到達できます。
私たちは、目先の結果や勝敗、成否や売上に一喜一憂せず、「ゴールに到達するために必要なプロセスを、ブレずにこなしているかどうか」を重視し、毎日1ミリでも前進・改善を積み重ねている人が評価される組織を目指します。

5.人を責めるな。仕組みを責めろ

組織の中で起こっている問題のすべては、個人ではなく、仕組みに原因があります。
私たちは、犯人探しや悪者探しをせずに、仕組みを改善することで問題を解決する組織を目指します。

6.目の前の敵を撃つな

夜の世界において、目の前に映し出された「敵」は、自らの不安や願望が投影されたものであることが少なくありません。
反射的に撃ってしまうと、その弾は自らに跳ね返ってきます。本当の敵=課題は、見えない位置や場所に隠れています。
私たちは、あらゆる場面で「目の前の敵を撃たない」「背後にある本当の課題を探る」ことを重視します。
夜の世界の課題解決に、怒りや争いは不要です。

7.「差別・偏見の解消」ではなく、「無知・無関心の打破」を目指す

夜の世界に対する差別や偏見を解消しよう!と考えると、必ず「敵」が生まれてしまいます。
前述の通り、夜の世界において、目の前に映し出された「敵」は、自らの不安や願望が投影されたものにすぎません。
どこにも存在しない敵や自分自身と戦い続ける罠に陥らないよう、夜の世界の課題を解決するためには、差別・偏見の解消ではなく、
無知・無関心の打破を目指します。

8.事実以外は信じるな

夜の世界の課題は、見えづらいもの、見えないものが大半を占めています。それらを見ようとして、不確かな伝聞情報、特定の思想信条、政治的信念のフィルターを通して現実を解釈してしまうと、そもそも戦うべきではない相手、どこにも存在しない敵、そして自分自身と戦い続ける羽目になり、課題解決から遠ざかってしまいます。私たちは、イデオロギーベースではなく、ファクトベースで課題解決に取り組む組織を目指します。

9.一人で動くな。みんなで動け

夜の世界でサバイブするための大原則は、「一人で動かないこと」です。一人で動くと、正面の虚像や背後の幻影に気づくことができず、高確率で誰かや何かの養分にされてしまいます。360度の世界の中で、一人の人間が視認できる角度は、わずか2~3度に過ぎません。「自分の目の前にある風景は、全体の数%にすぎない」「夜の世界での単独行動は危険」という自覚を持ち、必ずチームをつくって、お互いを支え合いながら進んでいく組織を目指します。

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